「日本のおっぱい」乳がんダイアリー

2011年乳がんになりました。

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「つわり」おこらず

幸いなことに、2日目の今日になっても「つわり」に似た「吐き気」はありませんでした。副作用らしいものは、昨晩10時頃から、腕、肩などにしびれが出始めました。布団に入って静かにしていると、まるで薬の粒がぽーんとお腹のある一点に落ちたような感覚が起…

ある時は「癌よりこわい副作用」

「抗がん剤」というと、必ず「副作用」がセットで付いてくる。それを耐えるのが、とても大変だと、お医者も、看護士さんも事前に、これでもか、これでもかと、説明してくれた。「EC治療」の副作用の特徴は、「つわり」。いや、「吐き気と嘔吐」。それ程、「…

一回目の抗がん剤治療、無事終了

昨日1月25日、どきどきの初体験「抗がん剤治療」の一回目が終わりました。治療を受けることになった埼玉医大国際医療センターの乳がんの治療スタンダードに従って、「EC療法」と「ドキタキセル」を、それぞれ三週間おきに4回づつ、点滴で投与します。全部で8…

セカンドオピニオンはどうする?

「乳がんが見つかった」と報告すると、妹も、両親も友人もすぐ一様に「セカンドオピニオンはどこに行くの?」と言いました。「だってまだ、ファーストオピニオンもないのよ。」「乳がんだってことで十分でしょ?」 「でも、リンパや遠隔転移があるかもしれな…

怖ーい怖ーい検査 その2

昨年は乳がん告知の翌日から、「年末休みに入らないうちに」というお医者の考慮で、乳房MRIとPETを連ちゃん。どちらも初めての私は、「どうせなら、一日ですませてください。」と言ってお医者に苦笑されました。 「別々の造影剤を投入するので、無理。」恐怖…

太極拳で「気を流す」

1月23日の日曜日は、月二回の「太極拳教室」の日。家近くの高麗川縁にあるオーガニックレストラン「アリサンカフェ」の二階のスタジオで、「マタニティ気功」でも評判の奥村かをる先生が講師。「自分に入り込んじゃ、ダメですよ。気は宇宙から取り入れて、ま…

怖ーい怖ーい検査 その1

何せ痛かった。マンモグラフィーです。もともとが、乳腺の腫れと痛みがあるので受診したのに、その部分を二枚の頑丈な板で、文字通り「板挟み」にして、縦と横と右と左と四枚も撮影しなければならない。検査技師は、私のカラダの位置を決めて、板でぎゅーっ…

犬にまで噛まれた...!

乳癌とわかったその夕方。仕事のパートナーでもあり、友人でもある書家と仕事の電話。「検査どうだった?」一瞬息を呑んでから、「乳がんだったの。」気持ちが辛くて自分では病名を口にすることができないかもしれない、と思っていたので、はっきりくっきり…

病名が悪い?って

3年前にごく早期の1cmの乳がんが見つかり、さっさと手術してしまった実妹が、告知された時に「癌」っていう病名が悪いわよね、と言っていて、「なるほど、そんなものかなあ」と思ったものでした。 今回も「浸潤性の腫瘍」と言われた時、「癌じゃないんですね…

初めてのブログを書くことにした

昨日、やっと今後の治療日程を、正式に担当医師と相談することができた。乳がんがわかってから、ちょっきり一ヶ月たちました。 「一ヶ月も放っておいて、いいのだろうか?」私の乳がんは左胸に3.1cm。この大きさに育つまでには数年かかっているので、(極端…

「乳がん患者」は、ある日突然に

「浸潤性の悪性腫瘍、つまり乳がんですね。」と告げられた瞬間に、それまで健康体だった私は「乳がん患者」になってしまった。痛くもかゆくも、苦しくもなく、ましてや乳房にしこりさえ感じられない。(お医者の触診でも最初わからなかった。)一瞬にして、…