「日本のおっぱい」乳がんダイアリー

2011年乳がんになりました。

初めてのブログを書くことにした

昨日、やっと今後の治療日程を、正式に担当医師と相談することができた。乳がんがわかってから、ちょっきり一ヶ月たちました。
「一ヶ月も放っておいて、いいのだろうか?」私の乳がんは左胸に3.1cm。この大きさに育つまでには数年かかっているので、(極端に悪性でなければ)数週間の治療開始の遅れは余り問題にならない、と専門家は言います。
一日前に見つかればその時から、一年前に見つかってもその時から、私は「がん患者」になったはず。これは不思議な感覚です。知らないうちが花、ともいえます。

幸い遠隔の内蔵転移は見つからなかったけど、リンパ節に転移がありました。
乳がんは転移しなければ、死ぬことがないのでしょうか?」
という素朴過ぎる質問に、お医者は丁寧に、「転移をするから、癌というのです。転移をしないものは良性腫瘍です。乳がんは転移しやすく、血液のがんと同じで『全身の癌』と理解してください。だから、予後のことを考えて全身治療が必要です。」という答え。納得。

一ヶ月間を振り返っても、山も谷も、涙も笑いも落ち込みもイベントもありすぎて、客観視すると、治療リポートとしては結構面白いので、ブログを始めてみることにしました。