「日本のおっぱい」乳がんダイアリー

2011年乳がんになりました。

「死を想え」

昨晩は、舞踏家で山海塾の創立メンバーの一人、滑川五郎さんの「お別れ会」が下北沢でありました。

去年の9月24日、栃木県大谷で61才で亡くなりました。仙人のような死に方だったそうです。

30年、25年来の仕事仲間、友人、舞踏のお弟子と言われる方たちが50人も集まって、「五郎さんには、皆、大変な迷惑をかけられたなあ!」と笑いながら、酔っぱらう会でした。

私たちがよく知っていた頃、五郎さんの事務所に通っていた若き舞踏家たちも今では舞踏から離れている人も多くて。社会の中堅と言われる年齢で、奥さんや子どもを連れて来ていて、眩しい思いがしました。

会場では五郎さんの舞台の映像がずっと流れていましたが、彼の肉体は若い頃から亡くなるまで、ほとんど衰えず、美しい姿をしていました。私が観た肉体表現をする人の中でも五郎さんほど、「綺麗」な人を他に知りません。

そして、昨日は息子の24才のお誕生日でもありました。