「日本のおっぱい」乳がんダイアリー

2011年乳がんになりました。

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

3cmの攻防

最初の診断では腫瘍は3.1cm。この3cmというが、ちょうど治療の境界線なのだそうです。一つは、乳房を全摘出するか、部分削除(いわゆる「温存」)するかの境界。もう一つは、手術前に抗がん剤治療を受けるか、手術後に抗がん剤治療を受けるか、の境界です。…

第二回目の「化学治療」も無事終了

昨日17日は、三週間ぶりの「抗がん剤治療」に行って来ました。「癌」っていう病名も嫌だけど、「抗がん剤」というネーミングは最悪です。この名前に嫌悪感を抱く人も多くて、知らない人や始めての人は「恐怖心」さえ感じます。「がん」に「抗う」「薬剤」な…

「乳がん」、どうしてわかるの?

乳がんの最初は、「触診」または「マンモグラフィ」「超音波(エコー)」などで見つかります。それから、まずは見つかった「しこり」が「悪性腫瘍」かどうかの検査をします。検査は、お医者がエコーで患部の画像を見ながら、ここだ!という部分に二種類の針…

四谷怪談じゃあ、ないんだ

イメージとしては、昔見た歌舞伎の「四谷怪談」のオイワさんのように、くしけずった途端、バサーっと頭の毛の半分くらいが下に落ちる、と思っていました。「脱毛」です。準備の悪い私にしてはめづらしくこれだけはと、早めに妹が持っていたウィグを借り受け…

「酔いがさめたら、うちへ帰ろう」

病気がわかったのが12月20日なので、クリスマスも年末年始もあったもんじゃありませんでした。の一方で、半ば虚礼、義理化していた(それも、誰に頼まれた訳でもなく、自分で勝手に作っていた)年中行事が一掃された爽やかさもありました。大切なものって、…

大雪の中を歩くのと似ているかも?

大雪のアメリカ、ウィスコンシンの息子から電話。全州で、学校閉鎖。家で来年度の編入のための願書を仕上げているらしい。息子「今日の具合は、どお?」 私「うーん、気分は悪くないんだけど。白血球が下がっているってことかしらね。雲の上を歩いているとい…

でたー!副作用の伏兵

英語と日本語では、見事に印象の違うモノがあります。これも。Enema=浣腸!(英語は何て、優雅なスペルなのでしょう。)「便秘」。第一回の点滴の27日から昨日まで、処方してもらった下剤を飲んでいたのにも関わらず、五日間お通じがなし。 「案外に、これが…