「日本のおっぱい」乳がんダイアリー

2011年乳がんになりました。

怖ーい怖ーい検査 その1

何せ痛かった。マンモグラフィーです。

もともとが、乳腺の腫れと痛みがあるので受診したのに、その部分を二枚の頑丈な板で、文字通り「板挟み」にして、縦と横と右と左と四枚も撮影しなければならない。

検査技師は、私のカラダの位置を決めて、板でぎゅーっとはさみ、その後「じっとしていてください。」と言いながら、カーテンを開けて、閉めて、隣接する撮影室のドアを開けて、閉めて、「撮影しますよ。」と悠長なことを言いいながら、撮影ボタンをカシャン。それから、ドアを開けて、閉めて、カーテンを開けて、再び私の側まで来て、板をリリースする。この間、何分?永遠に苦痛が続くような錯覚。

三枚までは必死に耐えて撮影したけど、四枚目は拝み込んで、ようやくパスさせてもらいました。大げさではなく、三枚目撮影の時には、板に挟まれたまま、カーと頭に血が上っていって卒倒しそうだった。この格好で、立って胸を挟まれたまま気絶したら、どうなるのか?と思ったら、みっともなくて恥ずかしくて、いくら何でも気を失うこともできない。

後日の撮り直しは、お医者と看護士さんに説明して、板ハサミ担当と撮影担当の技師の二人に増やしてもらって、問題なくクリア。どんなに痛くても一瞬なら我慢できるでしょ。(ちなみに、マンモグラフィーは弱いX線を使うので、通常のレントゲンよりも放射時間が長くて30秒かかるそうです。)

マンモグラフィー嫌いを作らないよう、もうちょっぴりの工夫を。ついでに関係ないけど、婦人科の検診台もどうにかならないかなあ?