「日本のおっぱい」乳がんダイアリー

2011年乳がんになりました。

セカンドオピニオンはどうする?

乳がんが見つかった」と報告すると、妹も、両親も友人もすぐ一様に「セカンドオピニオンはどこに行くの?」と言いました。

「だってまだ、ファーストオピニオンもないのよ。」「乳がんだってことで十分でしょ?」
「でも、リンパや遠隔転移があるかもしれないし、癌の種類(お医者は「癌の顔」って言ってたけど。)もわからないし。ファーストがなければ、セカンドはないでしょ?」

癌の他の病気で、こんなにも「セカンドオピニオン」って連呼される病気があるのだろうか?
救急で運ばれたら、ファーストもセカンドもないし、痛くていたくて「即刻手術!」って言われたら、「待って下さい。他の病院にも行って聞いてきます」とも言うヒマもないし、血が出ていたらまずは、血を止めてもらうことしか頭に浮かばないだろうし‥

患者にも時間の余裕があって、治療法も発達しているので選択の余地があって、今現在自覚症状がない(少ない)のに、命に関わる病気なので、悩む。

ちょっと前までは、セカンドオピニオンなんて言葉もなくて、主治医を換えることがタブー視されていたけれど、今や癌治療では常識。「はい、すぐにデータを用意しますね。」と二つ返事。

そして、紹介状を見ると‥やっぱり、この「病名」嫌い。