「日本のおっぱい」乳がんダイアリー

2011年乳がんになりました。

風邪ひいたけど…

1月12、13、14日の三連休は、関東地方は大雪。そしてその三日間は、私も風邪で39度近い熱を出して寝込みました。

熱でうなされながら、ずっと頭の中をエコーしていたのは、「病気の犬は、半分の目で見るのよ。見つめすぎちゃだめよ。」と言われたこと。私と同じ日から具合が悪そうなギュネイが心配で、でも自分のカラダさえ言うことをきかないんだから、それどころじゃない。

お休みで家族はいたけど、一階でギュネイ、二階に私。と、どちらも寝込んでいて、様子を見に行くこともできません。

その時突然、ああ、ギュネイが念力で私に風邪をひかせたんだと、とんでもない考えが降りて来ました。「気にしてくれなくて、大丈夫。自分のカラダのことだけ、考えていていいから。僕は僕。」と彼の心の声が聞こえたような気がしました。

私たちより小さいので、つい忘れてしまいがちだけど、犬は、絶対人間より強い。カラダも体力も何もかも。素手だったら、私たちなんて簡単に犬にかみ殺される。ただし、犬がその気にならないだけで。多少、寒くても暑くても、痛くても何でも、彼らは平気だし、ましてや弱音をはきません。

それほど頑強な彼らに「大丈夫?」なんて、甘い声を出している私たちは、犬から見たら、やっぱり大分おバカさんに見えているのかもしれません。