「日本のおっぱい」乳がんダイアリー

2011年乳がんになりました。

「灰とダイヤモンド」

13日の日曜日。偶然、特急電車の中でお友達と一緒になりました。池袋に到着するまで40分間お隣の席でおしゃべり。

「ギュネイが死んだの。」
「まあ、どうしてるかと思ってたの。それで、どうしたの?」
(この質問は、他の人にも結構聞かれました。「どのように埋葬したか?」という意味です。)

「軽井沢のお庭に埋めたの。お友達が一緒に土を掘ってくれてね。」
「まあ、うちの犬はね。ゴールデンも、シーズーも火葬。動物の葬祭場で。火葬もね。個別と合同があるの。うちは個別にしたわ。人間みたいに、しばらく別室で待っていて、お骨を拾うこともできるのよ。料金はね、体重で決まるんだけど、結局個別っていう部分の値段が高いのね。二頭ともほとんどかかった費用は変らなかった。7万円位。」
「ほー。」
「お骨は、今私の寝室にあるのよ。それから、主人がほしくて骨からダイヤモンドを作ってもらったの。」
「へー?ダイヤモンド?聞いたことがあるけど、それって、どの位の大きさになるの?(汗)」
「値段次第よ。うちのは0.4カラットかな?」
「??0.4カラットってどの位の大きさなのかわからない。(持ってないから…)」
「ほら、私の今してるネックレスの大きさ。主人はね、プラチナの台にはめてもらったの。ペンダントにすることも出来るしね。」
「はー。」

調べたら、人の遺灰からダイアモンドを作ることも出来るらしいです。私の知っているのはペットだけだったからびっくりしました。Wikipediaによると、この技術を持ってサービスをしている会社は、アメリカ、スイス、日本に各一社あるだけ(2011年10月現在)とか。曰く「現在こういった合成ダイヤモンドに使用された炭素の起源を科学的に証明する方法はない。」