「日本のおっぱい」乳がんダイアリー

2011年乳がんになりました。

「日は薬」

今日で、手術からちょうど四週間がたちました。あっと言う間だったような、そうでないような…

手術の直後は、立つことできない、寝返りがうてない、手術した方の左腕がほとんど上がらない。手術の傷跡は痛い。これから、私の身体はいったいどうなってしまうのか、と思うほどでした。

それが、翌日にはベッドから立ち上がって廊下も歩くことができるようになり、リハビリが始まり、少しずつ腕が動くようになって、今では毎日の少しの努力(私の一番苦手な「努力」!)が実って、腕もだいぶ自由になってきました。

抗がん剤治療の苦しさとは打って変わって、外科的な処置の後の人間の回復力は目覚ましく、毎朝起きるのが楽しい。「うす紙をはがすように」良くなる、という表現がありますが、まさに「日が薬」。新鮮な空気と太陽を浴びると、まだ身体に残っている抗がん剤がどんどん抜けていってくれるように実感しています。