「日本のおっぱい」乳がんダイアリー

2011年乳がんになりました。

四回目の治療はパス!

思わず満面の笑顔になってしまいます。「四回目なし。」

来週4月8日から一週間、仕事でトルコに行くことは、病気が見つかる前から決まっていて、その日程は最初から主治医と相談していました。

一、二回目までの様子だと治療から一週間を過ぎれば本調子、のはずだったのが、前回は私のカラダにも大津波。「いやいや、被災した人にくらべたら、私の病気なんて贅沢、贅沢。」と言い聞かせてはいたものの、体力、気力ともに半人前以下の状態が半月続いたので、これは、これで、仕事?できるか?飛行機に乗れるか?と半泣き。

思い切って治療予定日の2日前の3月29日に主治医に電話。
「あの、抗がん剤治療の日程をずらして貰えませんか?」
「仕事なら仕方ありませんね。そうですか、前回大変でしたか?一回抜かして、日本に帰ってからPET-CTと超音波の検査をして評価してから、今後の治療方針決めましょうか?」
「え?一回抜かしなんて、大丈夫なんでしょうか??」
「EC治療の四回満了後のデータはあるけど、三回のデータってないんで、何とも言えませんが、仕方ありません。実際には副作用がヒドくて、三回しかやらない人も結構いますし、ちゃんとした理由があるんだから、良いでしょう。」

わーい!!結果がどうなるかはわからないけど、治療が一回なくなっただけで、こんなに心が軽くなるとは。自宅軟禁を解かれた人のような晴れやかな気分で、おそるおそる外に飛び出しました。

どんなことでも、「息抜き」は必要。これも治療のうちですね。

術前抗がん剤治療の唯一の醍醐味、結果判定は4月第三週。その前に心置きなく、トルコでの仕事に没頭できるというものです。

一番カラダのきつい時に、ご近所の塩野さんから温かい夕食の差入をいただいた。食べ物ってホントに大切。病気を治してくれる特効薬。

ブログの書き込みなくて心配しましたよ、というメールをいくつもいただいきました。皆さん、励ましメールありがとう!