「つぶ貝」って小さいから「つぶ」って言うんだと思ってた...
「オホーツク」を「Okhotsk」って綴るのは知りませんでした。
2月14日から二泊三日で、北海道オホーツク紋別に行って来ました。羽田空港から一日一往復、全日空便が飛んでいるので、想像以上に東京からはアクセスが良いところです。その代わり、紋別は電車が通っていないので、東京までは1時間50分なのに、札幌まではバスで4時間半。
流氷観光が有名になって、中国、台湾、韓国のツアー客がぞくぞくと流氷観測船「がりんこ号」に乗って来ていました。町の観光案内も日本語と中国語との併記。案外と国際的な観光地なのでした。
しかし、あいにくの流氷は、船に乗った15日だけ、はるか沖に流れさってしまって、せっかくの「がりんこ号」(本当は、船の先についた二双大きなドリルでガリガリと流氷を砕いて進むはず。)は、「青海航海」でドリルが活躍することはなし。
遠くからわざわざ流氷を見に来たのか、船の甲板で「あーあ…」とがっかりしている小さな息子にお父さんが「自然なんだからね。仕方のないことなんだよ」と言っていて、その子と同じ気持ちだった私も、恥ずかしながらしっかりと教えられました。
ホスト役の学校の同級生のM君によると、流氷は緑色とも青ともつかない色をしていて、春先に海岸に打ち上げられた氷の山は多い時には家の二階の高さまでに達するとか。オホーツクの海はアムール川から流れる水で薄められ、しょっぱくなくて、お出汁のきいたお吸い物のような味がするそうです。ホタテはいるけど、アワビは育たない。
オホーツクで捕れた貝もカニも、お魚もみんな美味しかった。
「ごっこ」鍋。黒いプリプリの身と、タマゴを鍋に入れてトローリ。