「日本のおっぱい」乳がんダイアリー

2011年乳がんになりました。

一緒に歩くとこんなに楽しい

琉球犬ギュネイ。今日の午後からノーリードで歩かせるとしんどそうになったので、久しぶりにリードを付けて「散歩行こうか?」と声をかけると、嬉しそうに真っすぐにしっぽを立ててふりました。ドアでは、必ず「どうぞ」と後から。そして、ご近所を一周リーダーウォーク。ゆっくりゆっくりでしたが。

一緒に歩くのはどうしてこんなに楽しいんでしょうね。中学生くらいの時、初めてつき合った男の子とただただ、学校から一緒に歩いて帰るのが楽しかったことを思い出しました。

恥ずかしくて、話すこともなくて二人ともうつむきながら、それでも嬉しそうに一緒に歩いている中学生のカップルや、足の悪い奥様をいたわって散歩している老夫婦。

先週末、アメリカの大学に帰る息子が最後の日のお昼を「そうだ、まだソバを食べてないから。」と二人で寄った蕎麦屋さんの帰り道に「久しぶりだから、遠回りして河原を通って帰ろうよ」と言われて、その時も嬉しかったです。

しかし、その翌日の12日の土曜日に息子の飛行機が離陸したのと機をいつにして(!)、私の体温もうなぎ上り。三連休は39度の熱にうなされました。と同時に、ギュネイの体調も少しづつ悪くなってきました。

「半分の目で見るようにしているの」いつも、美味しい焙煎したてのコーヒー豆の届けてくれる「何必」のナオままは言いました。「私も、猫を何頭か見送ったけど、真っすぐに見つめすぎると、だめよ。最後の日はね、仕事場で私が見えるところに寝かせてあげて、見守ってあげたわ。」

ギュネイは、夕方から水も飲まなくなってしまいました。